「金魚すくい大会」競技基本ルール

以下のルールは、奈良県大和郡山市の「全国金魚すくい選手権大会」の大会ルールを基本に出石アートワールド主催の「金魚すくい大会」用に規定し作成したものであります。

競技用具
① 用具は全て主催者の用意したものを使用することとします。
② 水槽の大きさは縦85cm、横45cm、深さ23cmとします。
③ ポイ(すくい網)は5号・内径8cmとし1競技1人1枚とします。
④ 水深は約10cm、水温は20~30℃とします。
⑤ ボールはおわん型、内径20cm以内とし、1人に1個とします。

金 魚
① 種類は和金とし、寸法は約5cmから6cmとします。
② 水槽の収容数は約500匹とします。


競技の種類
① 競技は個人戦とし、小学生の部と一般の部に分けて行うこととします。
② 競技は1人1枚のポイを使い、3分間で何匹すくえるかを競います。
③ 1水槽の競技者は2人まで、審判員は各水槽に1人以上とします。


競技の開始と終了
① 競技者は、必ず競技開始前の招集コールに集合して下さい。
  (競技開始の時に配置に着けなかった場合は失格といたします)
② 競技はスターターの合図で開始し「1分経過」「2分経過」「10秒前」のかけ声を経て5秒前からカウントダウンし合図で終了します。
③ 競技時間内であってもポイが使用不能になったときや反則の判定を受けたときはその競技者は競技を終了しなければなりません。


成果の認定
① 競技終了後、審判員は直ちに匹数を記録係に報告しなければならない。
② 小学生の部は、1回の競技で匹数の多い順から上位3位までが入賞とします。同匹数のときは決定戦を行うものとします。
③ 一般の部は、予選を行い、匹数の多い順から上位8名で決勝トーナメントを行い、1位、2位、3位(2名)を決定するものとします。予選で同匹数の場合は抽選で決勝進出者を決定します。決勝トーナメントにおいて、1回戦で同匹数のときは予選の匹数により決定します、順決勝で同匹数のときは1回戦の匹数により決定します、決勝で同匹数のときは順決勝の匹数により決定します。


競技の反則
① 競技者は必ず片手で競技を行い、もう一方の手でボールを触れたりできないとします。
  (ボールが離れた場合はポイをもった手で引き寄せる)
② 競技者はポイの円の部分を持って競技してはなりません。
③ 水槽の壁をこすり上げてすくう「壁すくい」は禁止とします。
④ 反則行為、又は著しいマナーの欠如により審判員より失格の宣言を受けた者は、直ちに競技を終了しなければなりません。(競技中に反則をした場合は警告をし、3回目の反則をしたときは失格とします。)

競技の心得(マナー)
① 競技者は常に金魚すくいの技術の向上につとめるとともに動物愛護の精神を函養し、金魚に愛情をもって接するものとする。
② 競技中、大声を出したり、談笑したり、他の競技者の集中を妨げるような行為をしてはいけません。

表 彰
① 小学生の部は、上位3名を入賞とし、1位、2位、3位を表彰します。
② 一般の部は、決勝トーナメントの結果により、1位、2位、3位(2名)を表彰します。

その他
① 大会参加者は、大会中の事故については、参加者の責任において処置するものとします。
  また、主催者は応急処置以外その責任を一切負わないものとします。
② 大会中の判定については、全て主催者の決定に異議がないものとします。
③ 大会参加者は、大会中に撮影された写真の使用、マスコミからの出演依頼等への連絡先紹介について、異議がないものとします。
④ 申込に際して記載された個人情報につきましては、本大会に関する事項以外には利用いたしません。